5月9日、金曜日宮城県の七ヶ浜に、行ってきました。
震災直後の5月ここのボランティアセンターに来させて頂き、
微力ですが10日間ほど、お手伝いをさせて頂きました。そんなご縁で、その翌年の5月から
ここで花のワークショップをやらせて頂いています。早、今年で3年目。
その時から比べると数段に建物も回りの景色も変わりました。
各地のボランティアセンターが閉鎖されるところが多い中、ここ七ヶ浜は
今もって地域の支援に積極的に取り組み、問題意識がとても高く地元の大いなる復興の力として
頑張っておられます。
午前11時に到着するなり、ボランティアセンターの主任の星真由美さんが今年も温かく出迎えてくれました。
今年もカーネーションを届けることが出来て良かった!
13時からボランティアセンターの二階の会議室を利用させて頂いて仮設住宅に お住まいの方を中心に約15名のかたに
フラワーアレンジメントをやって頂きました。
男性御一人に若い女性のかたも数人参加くださり、
今年も温かい雰囲気でスタート!
今年初参加でアレンジメント初めてのかたもたくさんいらして最初から大盛り上がり。
その上、私の推奨するストレッチ体操にも興味を示してくださり、賑やかに今年も体操から始まりました!!
今回のアレンジは黒紙のボックス型の箱にデコレーションしていく、題して
「カーネーションギフトボックス」
ブラックタイと言う、その名の通り、黒いネクタイのような大きな長細い葉っぱを
何枚かに横に切って箱に沿わせながら、金色ワイヤーで留めていきます
花はカーネーション、薔薇にガーベラ、シキミア、それに私のワークショップに初出場(?笑)のレースフラワー!
まるでレースのような繊細な放射線状の白い花です。
それらを、丸くラウンド型に挿していき、最後に私が「魔法のふりかけ」と呼んでいる
金色の飾りをつけ、母の日に相応しいカーネーションアレンジが出来上がりました。
皆さんといろいろお話しも出来て良かった!帰りに七ヶ浜の街を廻ってみましたが
海沿いはかつてのことが微塵も感じられないほど、綺麗に建てかえられている家もあり、
道も整備されていて瓦礫の山も すっかり無くなり……
それでも
まだまだ
問題はたくさんあるのでしょうが
地域の人達の復興への熱い思いと起こした行動がはっきりと見えたのでした。
「私たち、まだまだがんばりますー!見ててくださいね!」
別れ際の星さんの言葉。
力強い!!
私たちが見えなくなるまで手を振って見送ってくださいました。
今回の同行も昨年に引き続きロックオンの樋川くん、
私のワークショップ全般のお手伝いをしてくれている安立里美さん、
二人に感謝。
また来年花を持って笑顔に会いに行きますね!!
ありがとう七ヶ浜!
皆さん!頑張って!
長渕悦子