フラワーアレンジメントワークショップ IN 西大寺

私の故郷は岡山市にある西大寺という小さな町です。
生まれた当時は西大寺市だったのですが
中学二年の時に岡山市と合併しました。
西大寺には500年続く伝統行事の裸祭りがあり、
毎年二月に全国から9000人の男性が参加して、わっしょい!わっしょい!と宝木を奪い合います。
私の気質はこの辺から生まれているのかもしれませんね。(苦笑)
四国山地と中国山地に挟まれた岡山は本当に温暖で災害のほとんど無い恵まれた土地です。春にはレンゲを摘み、夏には瀬戸内海で泳ぎ、秋にはトンボを追いかけ、冬は北の大山でスキーをして育ちました。

町中が桜でピンク色に染まった3月
百花プラザには想像を遥かに超える64人もの沢山の方にお越し頂き、
本当に嬉しかったです!
わざわざ東京から参加してくださったかたもいてびっくりしました。
その中には私の現役時代からずっとファンとして応援してくれている女性もいたりして本当に驚きでした。

私の町には小さい頃カネボウの紡績工場がありました。
その広大だった敷地に、公共施設の百花プラザが出来た事を最近まで知りませんでした。
行き届いた管理の元、緑と花で癒されるとても綺麗で
素敵な場所に変身した百花プラザは
春の訪れを実感出来る優しさと温かさに溢れた空間でした。
それは私にとって故郷の持つ優しさと温かさだったのです。

父と母が生きていたら今日の事はきっと喜んでくれたことでしょう。
でも
「ん?何であんたが花なん?」と笑ったことでしょう。(笑)

同級生や市の職員さんたちの計らいで
お花と触れ合える機会を作って頂けた事を心より感謝しています。

花には優しさだけではなく力強さがあります。
私はその力強さを表現出来たらいいなあと思っています。
それは刹那の力強さ、
限りある命の力強さなのですね。
花はぐんぐんと水を吸います!
花瓶の水はあっという間に無くなっていたりします。
花の姿の美しさだけではなく、そんなことからも元気をもらったり、
癒されたり…
被災地で見た花の話しや自然の力の素晴らしさをお話しさせて頂きました。

今回のイベントには同級生達が本当にたくさん集まってくれ、
東京から送った何百本もの花たちをすぐに水揚げして
私の到着を待っていてくれました。
これには声が詰まるほど嬉しかったです。

また
今回の開催には
岡山市在住のフラワーアーティスト藤原恵先生にも大変なご尽力を頂きました。
私の読みが甘く東京から送った百合だけが花の中で
咲いておらず

その咲いた百合を求めて市場に走ってくださったり…
また
当日の準備にも朝早くから
お手伝い頂くなど
本当に大変なお力添えを頂きました。

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「アトリエ 音花(おとはな)」
主宰 藤原恵先生
>>BLOG

そして
翌日に開催される西大寺マラソンのゲストとしてお越し頂いていますプロランニングコーチ青山剛さんと梢マネージャー様にも準備にご協力頂きました。

このように
ほんとに多くの皆様のご協力、ご尽力で
開催出来ましたこと
ここに心より
感謝申し上げます。

故郷のとても
温かい時間を作って頂き、
本当にありがとうございました。

~~Love & Fight ~~

長渕悦子

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