毎夏。わたしはうちの庭でよく見つける。
今夏もたくさん、見つけた。こんな大都会にある土の中からもくもくと這い上がってきて、木や壁によじ登り、自分にとって、あんばいのよい場所を決め、そこで殻を脱ぎ捨てる。一生懸命 這い上がって来る土だって、わたしやリルやパオに踏まれてかなり固いだろうに、、よくあんな小さな体で土の中から上がって来れるものだ。
そう、蝉たちが残していった脱け殻が今年はなぜか物凄く多かった。それは木の幹だったり、枝だったり、葉の裏だったり、我が家の壁だったり、、、見つける度に写真に収めてきたので、その一部をご紹介しよう。
これはほんとに極、一部に過ぎない。ざっと数えても今年は20個ぐらい見つけられた。これは大漁だ。魚じゃないけど、大漁だ。
次に今年はこれをお見せしたい。
これには驚いた。わたしはここから飛び立った蝉くんに問うてみたい。ん?君は何故にここを選んだの?
どこにいるかわかる?⬇️
わざわざ庭の土の中から顔を出し、近くに木々があるだろうに、テラスの石タイルの上を歩き、そしてここに登った。たぶん、本物の木々だと思ってここに登ったのか、、
その木の先にあったもの、、
これはコロナ自粛で外出が出来ないころ、わたしがせっせせっせと作ったキャンドルだ。ここを出発の地に選んでくれた蝉くんに頬擦りしたい。
蝉くんの声が聞こえた小さな夏の幸せ。
“オー!これ、キャンドルじゃん!仕方ない!ここにするか!”
それとも、
“あ、ここ、好き!きれいじゃん!”
命が飛んで行く瞬間を見ることは出来ないが、命が確かにここにあった。
これらは燦然と輝くーー夏が残した宝石ーーに見えた。
15 件のコメント
私が住んでた鹿児島の実家の柱にもよく蝉の抜け殻が残ってたり
幼虫から孵化するとことか幼い頃観察したのを思い出しました。
でも愛知に来てからあまり見かけないし今年は一度も出会えてないまま夏が終わってしまいました。
素敵なキャンドルに宿った小さな命♡
儚くても奇跡の軌跡ですね。
お疲れ様です‼️
素敵なキャンドルから、
少し小さめのセミが飛び出していったんですね‼️
東京の大都会にこんなにたくさん、
セミがらあるのはすごいですね‼️
私は田舎ですが今年は、ひとつも見てないです💦
あっ💦‼️
この前通りすがりに、あれ⁉️あれ⁉️もしかしてヒマラヤ杉⁉️
なる木を発見👌
たまに通る道、なのに見過ごしてました😰
悦子さんの以前のブログにのってた、あの大きな
松ぼっくり‼️
近々確認してきます‼️
朝晩、気温差あります。どうぞお身体ご自愛くださいね‼️
キャンドルライトの中の二人を今こうして
目を細めてる‼️
大きな喜びと少しのさみしさを
涙の言葉で歌いたい
乾杯‼️今君は人生の大きな大きな舞台にたち
遥か長い道のりを歩き始めた君に幸せあれ‼️
人生の旅立ちを済ませた蝉達よ‼️
今を楽しく幸せを感じながら過ごしてね‼️
(⌒0⌒)/~~
14歳でその一生を終えましたが
亡くなる直前の夜
犬小屋を這い登って来たのがセミの幼虫。
息絶えだえのシュウを見守りながら
その脇で羽化するセミを見ていました。
真っ白な体が殻から抜け出て
羽を広げてしばらく停まっていて…
翌朝、飛び立つところは見られませんでしたが
抜殻だけが残っていました。
まるでシュウの命が飛び立って行ったように
間もなくシュウが息を引き取りました。
セミの抜殻を見るとあの日のことを思い出します。
自然が恵まれていて生物達の住み心地が
良いのでしょうね
私はこの夏は蝉の脱け殻は一つも見ません
でした!住んでる所は田舎なのに…
長渕家の庭、心地良いのでしょうね~
飛び立つのに最適!
蝉界の口コミで広がってたりして😁
庭掃除してるとカマキリの卵はたくさん見かけます。
6月頃に、蓑虫の羽化を見ました。
よく見ないと何かわからないような小さな小さな幼虫でした。
それから今年、桜の葉っぱ落ちてしまってる木が多くないですか。
暑すぎた夏のせいですか。
柿の木にも葉っぱも実もついてません。
いつもと違う世の中。
自然界もそうなのかもしれないですね。
九月はすっかり秋めいてきてたのに10月にはいり少し気温が高いような感じの我が町です。
この2ヶ月程、花よりも梨を直売所に出すのに忙しい日々を過ごしています。
嫁いで二十年今年から梨の手入れから販売まで両親から引き継ぎ、初めての梨の販売にあたふたしています。
土にこだわり、うちで配合した堆肥を混ぜ混んでいてすごく甘いですよー!
今は新興(しんこう)と言う品種を出しています。
もうすぐストック、トルコギキョウ、葉牡丹と花の出荷も始まるので息つく暇なく年末を迎えることになりそうです。
蝉の脱け殻、自然あふれる我が家にもたくさんの脱け殻を見ることができます。
前に、作業場の外においてあった主人の長靴にちょこんと脱け殻がついていたのを見つけたことがありましたよ。(^^)
我が家の向かいのお庭に松の木と柿の木があって、毎年かわいい夏のあとがたくさん連なります。
実家は都内だったのもあり、公園に行かないと見つけられなかったので、初めて見た時は感動的でした。
そして、柿の花を見た時も。
「限りなきアクションへの道」の中で悦ちゃんが書いている、柿の花の詩が大好きです♡
素敵な詩を思い出しています🎄
わかってるねーとしか言えません
数年前子供と蝉が生まれてはじめて
飛び立つ瞬間を近くで見た事があり
羽の色がレインボーだったんですが
あれ以上のレインボーはレインボーとはいえないくらいでした❗️
プール遊びに自転車に、かけっこに釣りに夏を謳歌しました
トライアスロン状態でした❗️
悦子さんの処から生まれ出た面々は、いつもとは違うこの夏を精一杯楽しんだのではないでしょうか。
そして、キャンドルを素敵!と、よじ登った蝉は天晴れです(*^^*)