続き物。2
続き。
ん?
閉まってる?
と気付いたのは車に乗る前。スマホのナビをセッティングしたとき。最近のスマホたるや、お店を調べると、今は営業中とか、まもなく閉店、とか教えてくれる。便利な世の中になったなあと思っていたが、、本日、定休日とある。慌てて鉄兵氏に電話を入れるも、電車移動だから出れる筈もなく、メールを入れつつ、とにかくお店に急行。
池尻は近いのでほどなく着いたが、、
「閉まってますね~」
時すでに遅し。わたし、カッコわるっ!鉄兵ちゃん、ごめんなさい!東京人たるや、ナンタルチア。
すかさず、次、目指すこととなった。
井の頭通りを富ヶ谷から抜けて環七に向かう途中、右手に。間口が50メートルぐらいはあるんではないだろかと思うほどの横長の大きな、それは大きなアンティーク屋さんがある。アンティーク屋さんというより骨董品屋さんと呼ぶほうが似合う主に和物を扱うお店だ。ちなみにお店の名前は”山本商店”。ここ、一度検索してほしい。店構えが凄い!
クラシックな骨董品屋さんであることは一目瞭然にわかる。
夜になると灯りでお店が照らしだされ、道路に沿ってずらりと並べられている椅子が浮かび上がり、まこと、美しい。長年この前を通る度に向こう側に見えるこのクラシカルな伝統的骨董品店がずっと気になっていた。鉄兵ちゃんが選んだのが第二候補だったと言えど、ここに行けることがなんだか嬉しい。
天気が良くてとても気持ちのよい午後だった。お店で対応してくれた女性もすこぶる対応極最良。鉄兵氏もこのお店のもつ風情にいたく感動。(^-^)/
お店の前にずらりとならぶ椅子群から、彼はギターにはアーム無し!と、言いながらアーム無しの物を次々と選び、片っ端から並べて写真を撮っていく。お店の女性も、撮影で使用されるんですね。ギター弾かれる方なんですか。と、興味深く協力的に対応してくれた。
一通りの吟味が終わったあと、ちょっと中を散策させてもらった。散策と言えるぐらい、広い。螺旋階段でつながる地下と2階には、ぎっしりと天井近くまで和タンスや、みずやと呼ばれた小さな引き戸の戸棚などが陳列されている。人が一人通れるぐらいの隙間を歩いていき、向かいから人が来ると実にすれ違うことができない。そのさまは今や全国的に展開されている某量販店のそれのようだ。
ボーンボーンと鳴る壁時計や天井から吊り下げられる油ランプやら、大正時代の和陶磁、はたまた熊が鮭をかついでいる彫り物まであり、ここは和のワンダーランドなり~!
地下に降り、対面者に道を譲りながら、進む。まるで田舎のおばあちゃんちに来たみたい。と鉄兵ちゃん。
ぐんぐん歩いているわたしの足が止まる。お!
そのなかに、渋い光を放ってるものがあるではないか。
続く。
13 件のコメント
気になる!!
ワクワクしながら長文を読み上げましたよ
さて続きが楽しみダニャン(//∇//)
どんな写メか待ち遠しい
本日も素敵な平和🕊な1日を‼︎
続きも楽しみにしてます✨
気になる!!!
もはや小説🤣
山本商店!
ものすごくすごく近くに住んでました。当時はこじんまりした骨董屋さんでした!
30年近く前です。
山本商店さんで買ったタンスが今も我が家にあります!
元東京人より。
宮城のトムソーヤです👍
悦ちゃん!
満月で11月も終わりですね🌕
そんな日に「幸せの黄色い封筒」が届きました😎
会報に涙しながら読んでたら、噂の鉄兵さんのインタビューがあるし❣️ いいね〜👍
続き 楽しみにしています💪😎👍
続きが楽しみー(*´∀`)♪