でね。
思わず悶絶の極みと記してしまいましたが、この、ある意味、恐ろしき、いえいえ漢字でいうなら、こっちですね、、畏ろしき、
まるで龍が弧を描きながら昇天するような、わたしの中の「盆栽」という概念を覆した畏敬の「非盆栽」に出会ったのは、、
そう、遡ること、2年前。2019年の東京ドームでの世界らん展の時。この年、初めて様々な形状の盆栽がらん展の中で御披露目されたのです。
前述した通り、亡き父が盆栽を少し愛でていたので、その父の中の何かに引っ張られたように、わたしはちょっと覗いてみたのです。足を踏み入れた途端、美しい盆栽が数々並び、らん展の中にあって、この和の世界は妙に落ち着く別世界となっていました。歩を進めていくうちに、
そこで、ひときわ、異彩を放つ堂々たる存在感を目の当たりにしたというわけです、、
まわりにも目を見張るような盆栽はたくさん展示されていたのです。が、それらとは一線を画し、金屏風の前に鎮座されたその姿に、わたしは、息を飲む。
わたしは、とかく、なにかを見て うち震えるような感動を覚えた時、自然と大声を発してしまうのですが、この時は、なぜか、圧し殺したような、、、声にならないうめき声のようなものが体内から沸き上がった感覚を覚えています。
真柏 銘「登龍の舞」 内閣総理大臣賞
木村正彦氏
プレートにはそう刻印されていました。そのとき、真柏と書いて、” しんぱく “と読むことも、、そもそも真柏とはなんなのか、、その時のわたしは全く知りませんでした。
ましてや、そこに記されている木村正彦氏のお名前も、なにもかもが初めて目にするものでした。
内閣総理大臣賞!!
この称号には当然と納得を越えて、尊敬と畏敬の念を覚えたのでした。
らん展閉幕翌日の撤収の時、総合プロデューサーの加藤忠男さんが、ひょっこり、、お現れになり、、
6 件のコメント
素敵なお写真です‼️
前回のとはまた違う雰囲気です‼️
素晴らしいですね💕
この作られた方が気になりまたグルってしまいそうです‼️
父の日ですね。
嫁さんのお義父さんにカニを送りました!
父には好物をお供えしました。
穏やかな日曜日でした。
あやふやに記憶してます。
そんな素敵な出会いがあったんですね。
ラン展では、気に入った蘭を見つけましたが、
人気がある蘭だったらしく、
売り切れでした。
盆栽は、針金で巻いて枝を折ったり、
枯らしてしまいそうで、
楽しく見るだけにしています。
オリンピックですが、コロナも大変ですね…。