花生けバトルというのが、あるのを知った。

昨年から始まっていたこの大会
今回で第11回というのだから
各月で開催されていたのかな。

表参道ヒルズの地下三階
スベースOにて(ここ詩画展を開催したとこ)
選ばれた３人のかたの花生けバトルを見て来た。
ステージの上には沢山の
季節を感じる見事な枝もの、実もの、花が溢れるほど置かれ
そのまん中に横長の机がある。
そこで
指定された花器に
たったの5分で
花を生ける。
同じ花器に三者三様の生け方で
勝負する。
それが第４ラウンドまで繰り広げられる。

採点基準は出来上がりの作品よりも
その過程でのパフォーマンスに重きが置かれている。

花器とは水を入れるもの。という固定観念をくつがえす発想が興味深かった。
花器を重ね合わす。
斜めに傾ける。倒す。

たったの5分だけに
その5分で勝負するパフォーマンスには息を飲む面白さがある。
葉を、花を、手でちぎり
それを花器の底から詰める。
そして
水を入れ
その花器を逆さまにする。(当然水は滴り落ちているのだが)
また
枝に付いてる柿を
手で握り潰し、別の木に刺す。

などなど
奇想天外なパフォーマンスを披露した人が優勝した。

来月
各優勝者が終結した本年度の王者決定戦が白金 八芳園で行われる。
一体どんな強者が集まるのだろう。