広大な敷地に立つ
東京オーキッドナーセリー山梨農場⤵
そもそも
蘭が
特別な部屋で人工交配して生まれるとは…
自分の勉強不足を恥じながら
特別な部屋を見せてもらった。
ここには写ってないが
まるで科学実験室のような部屋の中で
まず、機械の中で蘭の種が無菌の状態にされ
そののち
同じく無菌の状態の大きめのカプセルの中に滅菌消毒した人間の手を入れ、
さきほどの無菌の状態の種同士を交配させる。
ビーカー、フラスコの中には土の代わりをする
栄養分満点の養分が寒天のように入っており、
その上に着床させる。
そこで
発芽したものを
別室に移し、
夕方の16時から翌朝の8時まで
1日16時間の蛍光灯の熱と明かりだけで
じっくりゆっくりと成長させる。
フラスコの中は湿度100%。
だんだんと、成長していってます。
この寒天のようなものを培地というが
この培地の中には
純度の高い寒天、ハイポネックス、砂糖、活性炭などが
配合され、
他にも、面白いことに
胡蝶蘭ならバナナ、
パフィオならジャガイモ、と、言うように
ミキサーにかけたそれらのものも
グツグツと、熱した鍋の中で
寒天と一緒に閉じ込められる。
↑
この大きさに育つまでに、
なんと、
ほぼ一年半!
びっくり!
この中には25株の蘭が入っています。
↑
丁寧に教えてくれたこの部屋の主任の村松さん
とにかく
蘭の命もこうして
じっくりゆっくり時間と愛情をかけて
愛に包まれて
育っていくのです。
2 件のコメント
何でバナナ?何でジャガイモ?
これに辿り着くまで色んな物を使って失敗したり研究、実験の繰り返しだったんだたなぁと。
蘭に愛情がないと出来ない仕事ですね。
蘭が高価な花なのはこういう事だったんですね。
私も本当に勉強になりたした。
人間の手で手間暇かけて作られるんですね。
好きな人にはいいかもしれませんね。
大変そうですが。