それからと
いうもの。
行く手を遮るようにたくさんの巨大な倒木を見ました。


ジュラシックパークに迷い込んだみたいだった。
松は山で自然に立ち枯れたり、または松喰い虫に殺られて、その寿命を落とす。巨大な松も倒されてしまう。
でも、その姿は今度は地上の虫たちやバクテリアの棲み家となり、豊富な栄養分となる。死の後もそれは命の連鎖であり、死してもなお、役目があり、それが自然の摂理であることを実感する。

松、楓などは
芯の固い部分とその回りを柔らかい部分とで形成されていて、共に成長することで大きくなっていく。
朽ち果てた松は、長い年月、風雨にさらされ、その柔らかい表面は腐り、最も油分の多い″仁″という固い部分だけが残る。まさにそれはまるで筋肉を落とした骨のようなものであり、
わたしが″流木のようなもの″と言っていた物だった。

シャレ木になるには木の表面が自然と朽ち果てなければ出来ない。そこには
ゆうに100年以上の年月が必要とのことだった。

時空を越えた松がさらにシャレ木となるには、そこから100年がいる。
シャレ木が醸し出す風合いは歴史の重さであり深さでもあり、
まさに
悠久の自然が生む真の芸術に見えた。

わたしは
倒木の近くに折れている、シャレ木を大事に手で触った。

謎が溶けた。。。
17 件のコメント
じっくり読ませていだだきましたm(__)m
勉強になります(^_^)v
貴重な写真を見せていただき、ありがとうございます。
こんな機会でもなければ、見ることのないものでした。
続きを楽しみにしています。
自然って凄い!!
面白い!
自然が造る形。
そして、大きさ!
ますます、悦子さんの創作意欲も
膨らんでいきそうですね。
この木達の故郷を思いながらの作品、
楽しみにしています。
小さなシャレ木がどのようになるのか楽しみです(≧∀≦)
えます(笑)
悦ちゃん、もしかしたらエリスマン邸の展示に使うのでは?
最近の不調が今日、無事におさまりました!
悦子さんの手で、木々がさらに輝きを増すことを楽しみにしています(^-^)v
なるほど!
自然って凄い!!!
初めて知りました。
100年以上の歳月を経てるから重みやパワーを感じるんですね。
いろんな作品は見た事がありますが
シャレ木と云うのですね。
雄大な森の木々!
写真からもパワーがもらえた気がします。(^^)
屋久杉も一度は見て見たかったけど
今は持病があるの行くのは難しいです。
Time is money ‼︎
お金は取り戻せても時間は取り戻せません。
今できる事を精一杯、行動に移して行きたい。
悦子さんのBlogを拝見してると
いつも そんな思いに駆られます(^^)
いつもパワーをありがとう😊
お疲れ様です!
いいですね♡
欲しい!
そんなシャレ木を見事に復活させてそこに悦子さんのお花が息吹く!
あぁ!素敵♡
場所を言わない所が、想像をかきたてます。
謎が解けて良かったです。